FRONTIER

ショップガイド

OEM版マザーボード(オリジナル)を採用しており、カスタマイズはPC本体以外にも幅広く対応し、周辺機器なども一度に購入できる。
12月20日までハッピーボーナスセール実施中だ。

ショップの特徴

FRONTIERはOEM版マザーボード(オリジナル仕様)を採用しており、ある意味FRONTIER製パソコンとも言える。
OEM版は無駄なものを省いたりしてコストを下げられるので、販売価格に反映されて他社より安価が期待出来るかもしれない。
ただし、トラブル時のBIOS更新などはFRONTIER提供以外を禁じているので、対応は遅れがちになりそうだ。

ケースとマザーボードは固定されており、カスタマイズはモデルに準じた小範囲での選択肢となっている。
なので、一からカスタマイズするのではなく、目標に近いモデルからカスタマイズに入る必要がある。
主なマザーボードは、メモリの規格が”DDR4”のASRock製(B760)、”DDR5”のMSI製(Z790,Z890)、ASRock製(B650)に分かれている。

マウスやキーボード、モニター、モニターアーム、スピーカー、ヘッドセット、マイク、ペンタブレット、ゲームパッド等、周辺機器もカスタマイズ画面で購入が可能であり、一度に揃えたい場合に便利といえる。
実際にパソコン本体だけではなく、スターターセット販売も行っており、手っ取り早く揃えるなら利用すると良いだろう。
ただし、こういったものは見栄え重視で性能が二の次になる傾向が高いので、失敗したくないのなら自分でしっかりと調べて揃えていくのをお勧めする。

もう一つの特徴として、ゲームタイトルに準じた推奨パソコン(ゲーム推奨PC)などもあり、スペック表示から自分の求める必要スペックの参考になるかもしれない。

次にモデルの仕様表示にマザーボードのチップセットしか記載が無いので、詳しく知りたい場合の場所を紹介します。

ケース形状のタブからモデルを選んで画面遷移すると、ラインナップの下の方に製品特徴タブがあるのでマザーボードをクリックする。
また、ゲームデスクトップのタブの場合はグラフィカルなページに飛ぶのでマザーボード画像のタブをクリックする。

これでメーカーと型番が分かります。
ただFRONTIER製色を強めているせいか、メーカーや型番が不明な部品もあり、それらは大抵安いので不安が無いとも言えないのが正直なところだ。
とはいえ、自作PCはノンブランド品で安くパーツを集めて、安くパソコンを仕上げる所から始まっているので、不具合が出たら自分でパーツ交換できる人は気にする必要はないだろう。

総評としては、モデル販売を主体としている印象を受けるので、セール品を狙ってモデル購入するのに適したショップといえる。
パーツもおすすめモデル優先そうなので、欲しいパーツが組み込まれたモデルを狙うのがかしこい活用方法だと思われる。

購入方法

初めてFRONTIERのショップページに来るとBTOパソコンショップなのにBTO要素が全くなくてびっくりする事間違いなしです。
筆者もカスタマイズのカの字も見つけられなくて、BTOショップだよね?と困惑しました。実は購入手続きに進んで初めてカスタマイズ画面が出てくる仕様でした。

この画面でカスタマイズを施して購入へ進みましょう。

選択できるパーツメーカー

・ケース
 モデルで固定

・マザーボード
 モデルで固定

・電源
 Silverstone、Corsair、FSP、CoolerMaster、ASUS

・CPUクーラー
 水冷:Silverstone、In-Win
 空冷:Silverstone、Deepcool、GAMDIAS

・グラフィックカード
 不明

・メモリ
 不明

・SSD
 Western Digital、Crucial、Samsung

・電源
 不明

・液晶モニタ
 FRONTIER、MSI、ASUS

・キーボードやマウス
 FRONTIER、GAMDIAS、HyperX、Razer、ATK

・スピーカー
 BUFFALO、AINEX

・ヘッドセット
 ASUS、Corsair、HyperX、REACT

・マイク
 HyperX

オススメのコスパ構成

目標性能

パソコンの性能はお金を掛けるほど良くなります。
同じ性能で安いとかお得とかは存在しません。
良いCPUやグラボを搭載しているのに安いものは、必ず別のパーツが削られていると思ってください。主にメモリー容量、電源、ディスク容量などが実用的では無くなってます。
初心者には判断が難しい、”ほどほどの値段でそれなりのパソコン”の目安を紹介します。具体的にはフルHD(1920×1080)で標準的な3Dゲームが高設定で遊べる(静音は無理)程度のパソコンとなります。

ケース:FRCRB650モデル
防塵フィルター完備の静音ケースがオススメ
CPUIntel:
   AMD:Ryzen 7 7700
CPUクーラー:空冷CPUクーラー DeepCool AK400
よく冷える定番な空冷
マザーボードIntel:
       AMD:B650
DDR5メモリ対応のマザーで、現状ではAMD Ryzenが安め
メモリ:DDR5-5600 32GB (16GBx2枚)
SSD C:WD Black SN850X 2TB (m.2)
SSD D:無し
データドライブ用に安価で遅めのもの
グラフィックカード:Geforce RTX4060 8GB
電源ユニット:Gold 850W
ブランド名無しで、他メーカー電源を選べない

税込み:ー円 *執筆時点

品薄なのかどうかわからないが、執筆時点では殆どカスタマイズの余地が無かった。
Intelは世代交代の節目なので見送るのがベターで、AMDはトータル30万越えのパーツしか選べない状況になっている。
現状において、お勧めの構成で購入する事は無理だろう。
どうしても今購入するなら、27万ぐらいがコスパラインとなるので、それに近いAMDモデルをカスタマイスしよう。

あとは、コスパを考えるなら水冷が必要なCPUは避けよう。
水冷はメンテナンスが必要で、簡易水冷は3年で寿命が来るため、定期的に取り換える手間とコストが発生します。
初心者の方はその辺を注意しよう。
買い替えのサイクルが早い人は水冷のほうが内部がスッキリするので、CPUのグレードを上げるのも良い選択です。

ショップの評判

・注文から4日目に到着報告あり
・セールが安くてお得
・BTOパソコンの中では一番コスパが高い
・FrontierのBTOだけ頭一つ抜けて安いな
・またフリーズ、ここで買った前のもマザボ飛んで起動不可になった
・ちょっと拡張しようと思った途端にケースがカスすぎる
・FRONTIERで組んでもらったBTOパソコン君がもう駄目になったぽい。まだ2年しか経って無いのに…
・BTOで買ったパソコンが短期で2回壊れました。
 (ソースが有ったので確認しましたが、ノンブランド電源(enhance)が原因の声多し)

不具合に関しては、インテル問題もあり何とも言えない時期ではありますが、
安いパソコンは値段相応の品質しかありません。
ゆえに電源も安物なので不安定になりやすい。
これはFRONTIERに限った事ではないので、購入には注意が必要です。
セールでも、ただ安いだけでなく理由があって安いもの(在庫処分とか)を見極めていきましょう。

この記事内で使用されているスクリーンショット画像の著作権および商標権、その他知的財産権は、FRONTIER様に帰属します。

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