TSUKUMO

ショップガイド

ツクモのBTOパソコンは、用途ごとにラインナップが用意されており、その中からモデルを選択して購入する。カスタマイズ候補はそこそこに抑えられている。

ショップの特徴

筆者はツクモのAero Stream(静穏・冷却タイプ)のケースが、中をクリーンに保つので、そのモデルを軸にカスタムして長年愛用(買い替え)してきた。
前面の吸気ファンに防塵フィルターが有るか無いかで、パソコンの中の埃の積もり具合が天と地なので、そういったケースが使える点が評価できる。

TSUKUMOにはシリーズラインナップがあり、ケースが固定されている。
・TSUKUMO PC(完成品モデルで内蔵GPUの格安パソコン)
・Aero Stream (静穏・冷却性能)
・TSUKUMO PC SLIM(省スペースPC)
・Aero Slim(静穏・冷却省スペースPC)
・小型PC
・ゲーミングPC(G-GEAR)
・クリエイター & ワークステーション

このラインナップに加えて、さらにG-GEARシリーズだけBTOが別ページに飛ぶなど、全体的に購入カスタムページにたどり着くまでの敷居が高く感じるかもしれない。
ただこれは初心者向けにカスタム部分を簡単にして、さまざまなモデルを予めあらかじめ用意しているからだと思われる。

カスタマイズも候補数が5つ前後に抑えてあり、定番のパーツなので安心だ。
ただ、逆に言うとシリーズで選べるパーツが限定されてしまうので、このケースでこのパーツを入れるみたいな事が出来ないともいえる。(長期的に見た感じ、パーツの在庫が少ないとそうなる?)
格安パソコンじゃない限り、電源もBRONZE認証が選べないようになっている点も初心者への優しさを感じる。

BTOパソコン購入を検討されている場合は、オンライン通話やメールでの相談も
随時受け付けているようだ。

そういった点も踏まえて初心者向きのショップといって良いだろう。
ケースにこだわりが無ければ、十分オススメできるBTOショップといえる。

購入方法

TSUKUMOのTOP画面から、ゲームPC【G-GEAR】専用BTOページと総合BTOページで
分かれている。

画像の左側が【G-GEAR】専用BTO、右側が総合BTOページへ進む。
総合ページに飛んだ場合は、ページを下にスクロールしていくとラインナップが表示される。

ラインナップごとにケースが固定なので、好みのケースで選ぼう。
デスクトップパソコンはコンパクトになるほどケース内が狭くなり、制限が増えていく。
どうしても置き場スペースが取れない等の理由が無ければ、大きいほど拡張性があり、中へのアクセスがしやすいのでオススメだ。
初心者で知識のない方は、無難にAero StreamゲーミングPCのどれかにしよう。

ラインナップの先に進むと、次はCPUとマザーボードで分類されたモデルの一覧表が現れる。
予算があるならASUSのマザーボード(チップセット)を選んでおけば間違いない。

まずは予算に近いベースになるモデルを一覧から選択する。
チップセットは表示されているもので固定なので注意しよう。

カスタムが可能ならば右側にカスタマイズ・お見積ボタンがあるので、クリックするとカスタマイズ画面に入ることが出来る。

ケースとマザーボードが固定されているが、それ以外は変更可能だ。
価格と相談しながら選んでいこう。
なお、在庫やタイミングによってはパーツがすごく制限されている場合もあったので、常にフルカスタマイズ出来るとは限らないことも付け加えておく。

選択できるパーツメーカー

・ケース
 ラインナップ固定

・マザーボード
 モデルで固定。ASRock、ASUS、MSI

 なお、モデルごとに千差万別なのでTSUKUMOは使用パーツの紹介ページを用意してある。
 TOPからBTOページに遷移すると、画面の右側に次のようなメニューがある(画像左)。

リンクを辿たどると専用のページが現れるので、タブメニューから使われているパーツを
チェックする事が出来る。

オススメのコスパ構成

目標性能

パソコンの性能はお金を掛けるほど良くなります。
同じ性能で安いとかお得とかは存在しません。
良いCPUやグラボを搭載しているのに安いものは、必ず別のパーツが削られていると思ってください。主にメモリー容量、電源、ディスク容量などが実用的では無くなってます。
初心者には判断が難しい、”ほどほどの値段でそれなりのパソコン”の目安を紹介します。具体的にはフルHD(1920×1080)で標準的な3Dゲームが高設定で遊べる(静音は無理)程度のパソコンとなります。

基本モデルIntel:
      AMD:G-GEAR Aim GB5A-B241/B
防塵フィルター完備で良いケースになった
CPUIntel:
   AMD:Ryzen 7 7700
CPUクーラー:空冷CPUクーラー DeepCool AK400
よく冷える定番
マザーボード(固定)Intel:
          AMD:ASRock B650M Pro RS WiFi
メモリ:DDR5-4800 32GB (16GBx2枚)
メーカーはショップ依存
SSD C:[高耐久M.2 Gen4] 2TB Seagate FireCuda530R
SSD D:無し
データ用ドライブ
グラフィックカード:Geforce RTX4060 Ti 8GB
電源ユニット: CWT製 GPW850S5
電源はGold以上で増設を見据えて大きめが良い
PCの心臓部分なのでここにはお金をかけよう

税込み:245250円 *執筆時点

メインドライブを高耐久の2TBにしてデータドライブをカット。
あとは、コスパを考えるなら水冷が必要なCPUは避けよう。
水冷はメンテナンスが必要で、簡易水冷は3年で寿命が来るため、定期的に取り換える手間とコストが発生します。
初心者の方は注意しよう。
買い替えのサイクルが早い人は水冷のほうが内部がスッキリするので、CPUのグレードを上げるのも良い選択です。

ショップの評判

自分で30年ほど使ってきた限りでは特に初期不良もなく、信用できるショップだと思っている。
現在を語ることは出来ないが、ゲーミングPCが流行り始めた頃に購入したケースの、
サイドに通気口のあるタイプは中が埃まみれで真っ白になった事を伝えておく。
TSUKUMOに限らず、今流行っているメッシュ穴だらけのケースはどこまで防げるのだろうか…。
その他として、
・価格が安め
・詳細情報がしっかりしていてよい
・納品が早い
・自社ブランドのケースが致命的にイケてない
・もうそろそろパソコンを買い換えたいがツクモBTOで良いのがないな
 →(おそらく)在庫が無い時は、ほとんど選択肢が無い印象
・それなりに良いパーツ使ってるし 余計なセキュリティーソフト入ってないのが1番だよ


などネガティブな評判(根拠のないクレーマー除く)はあまり無いようです。
BTOパソコンを買う場合にツクモをオススメする人が多く感じました。

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その他知的財産権は、TSUKUMO様に帰属します。

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